2019年10月21日月曜日

roberto Corpina カシミヤ ダブルフェイス ダッフルコート





roberto Corpina(ロベルト コルピーナ)から、カシミヤ ダブルフェイスのダッフルコートが届きました。

聞きなれないブランド名かと思いますが、それもそのはず、今まで日本にほとんど入荷していなかったイタリアのダブルフェイス専門のアウターブランドで、その美しい仕立ては大手メゾンの「エル◯ス」や「ロ◯ピアーナ」の製品も手がけるほどの品質の高い極上アウターを生み出しています。






シチリア島メッシーナの海岸沿いの町トッレノーヴァで熟練の職人だけが集まった工房で、メゾンの仕事をするだけあって非常に丁寧で綺麗な仕立てです。

イタリア広しといえども、このクラスのダブルフェイス製品が作れる工房はそんなに多くないので、ほぼトップクラスの仕事と思っていただいて大丈夫です。






「ダブルフェイス」という名前ももしかすると聞きなれない言葉かもしれませんので、軽く説明を。

二つの顔、という名前のごとく、表地と裏地の2枚の生地を一枚に貼り合わせた生地で製品を仕立てます。写真のように表地と裏地が違う色の生地になっているのは、2枚の生地の色の違いを表しています。


貼り合わせには接着剤を使うボンディングという方法もありますが、ダブルフェイスは接結という特殊な方法で2枚の生地を縫い合わせて1枚の生地にしています。

接着剤を使うと生地の風合いや接着剤の剥がれ、染み出し、アイロンや洗濯の制限など、マイナス点が出てきますが、接結で縫われたダブルフェイスは素材のしなやかさを損なわず、メンテナンス面も問題ありません。

*さらに詳しく知りたい方は、ググっていただくとわかりやすく説明されているページがたくさん出てくると思います。






ダブルフェイスの利点としては、生地に厚みが生まれ、両面が表地ゆえにどちらを表にしても美しさと肌触りの良さが楽しめます。

そしてこの生地をコートやアウターに仕立てると、芯地などの副資材を使わずに非常にしなやかで軽い仕立ての製品が作れます。

この「しなやかさ」と「軽さ」がダブルフェイスの最大の利点で、上質なコートの行き着く先はダブルフェイスと言われているほどです。


ただ、ダブルフェイスは非常に高い技術と手間暇を必要としますので、どこでも作れる製品ではありません。

例えば、接結で合わせた2枚の生地の端の処理は、2枚の生地をそれぞれ内側に折り返して手縫いでまつりあげて仕上げます。なので、生地の端はすべて手縫いで仕上げることになります。

ですので、ダブルフェイス製品は、ミシンも使いますが、手縫いの箇所が非常に多いため「ハンドメイド製品」と呼べるものに分類されます。


で、やはり手縫いとなると職人の腕によって出来栄えが変わってきてしまいます。

はじめに書いた「イタリア広しといえども、このクラスのダブルフェイス製品が作れる工房はそんなに多くない」というのはこういった理由があるんです。






さらにこのコートに使われている生地は上質なカシミヤ100%生地です。表生地、裏生地、の2枚のカシミヤ生地を合わせているので、じつは非常に贅沢な仕様なんです。

おかげで、軽さ、しなやかさ、暖かさ、なめらかさ、どれをとっても最高に気持ちのいいコートに仕上がっています。

おそらくこれ以上のダッフルコートはそうそうないと思います。






メゾンの製品を手がけているだけあって、シルエットも洗練されています。

サイズ感は他のイタリアブランドに近く、サイズ(Eur) XSがイタリアサイズの44くらいで、日本のMサイズと同じくらいです。

身長176cm、体重62kgの私だとサイズ(Eur) XSでジャスト。(Eur) Sで少しゆとりがある感じですが、どちらもOK。ゆったり派なら(Eur) Sでもいいと思います。






衿まわりが少し工夫されたデザインで、フードとボディの間に台衿のような立ち衿が仕込まれています。

この衿がフードを持ち上げ、首元に空間を作ってくれるため、立体的でエレガントな印象になります。

ダッフルコートなのに色気があって、エレガント。

このあたりにイタリアらしいセンスを感じます。






カシミヤの淡いライトグレーとミディアムグレーというコントラストも高級感たっぷり。






軽やかにまとえるコートなので、カシミヤのニットパンツと合わせて愛犬の散歩、なんていう着こなしをしたおじさまなんて、とっても粋ですね。


roberto Corpina カシミヤ ダブルフェイス ダッフルコート :¥280,000 + tax

 made in Italy (イタリア製)


M&M Website







 

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